ペルシア式白兵二段櫂船, 槍戦士
募兵費 | 690 | |
維持費 | 138 | |
船体強度 | 760 | |
船速 | 3 | |
白兵戦攻撃 | 24 | |
武器ダメージ | 26 | |
白兵戦防御 | 60 | |
防具 | 65 | |
耐久力 | 50 |
アビリティ
長所と短所
- 平均的な強さの船体
- 中装備の搭乗員
- 平均的な船速
- 平均的な衝角攻撃能力
- 平均的な接舷移乗能力
- 平均的な防御の部隊
- 小さなダメージと平均的な徹甲力
- 脆弱な攻撃
- 低い士気
解説
古代において軍船がどのように働いたかについて、多くの議論が交わされてきました。研究により様々なことが判明しましたが、詳細については明らかでない事柄も数多く残っています。名前が字義通りに解釈されるなら、ローマの「クァドルム」やギリシアの「テトレーレス」は四段に並んだ櫂の漕ぎ手 を持つことになりますが、しかし四段もの櫂を持つ船内スペースの確保や、櫂と櫂が干渉せずに漕げるのかという問題、また船を漕ぐにあたっては櫂の同調が不可欠であり、よほどの訓練がなければ四段もの櫂を同調できないことから、実際に水上を走る船舶としてこういった船が作られたかどうかは疑問視されています。現在では「櫂」と「漕ぎ手」を同義の言葉として扱い、一本の櫂に二人以上の漕ぎ手がいたのではないかとの説が有力です。二段の櫂、つまり二本の櫂に漕ぎ手が四人おり、上段に一人と下段に三人、もしくは上段と下段に二人ずつの漕ぎ手がいたのではないかと言われています。二段櫂船は建造費用も抑えられ、数を揃えるために最もよい選択となりました。これらの船は速度もあり、また戦闘員や大型兵器を搭載するデッキスペースを持つことが可能でした。
ケルト人は「文明的」な人間と比べて、戦争での効果的な戦術や軍の組織化では劣っていましたが、彼らは高度な金属加工の技術を持ち、傭兵としての長い経験を重ねていました。彼らの体格はローマ人やギリシア人よりも大きく筋肉質で、一人一人の戦士を見れば文明国の兵士よりもはるかに強健でした。ケルト人が戦いで最も好んだ武器は槍であり、素早く接近して敵に投擲する投槍と白兵戦で使用する突き槍の両方を装備しました。彼らの槍の穂先の多くは鉄や青銅製で非常に鋭く、しかも敵に重傷を負わせるように形状を工夫していました。ケルト人は地位の高い敵を倒すと、武勲を誇るために首を切断して槍に刺し、門などの前に飾る習慣がありました。彼らはカルニクスと呼ばれた独特のラッパを吹奏して敵の戦意を削ぎ、嘲りと敵意を投げつけました。猛烈に、しかも夥しい数で襲撃するケルトの戦士たちを前にして平静でいられる者は多くはなかったでしょう。