隊商の武装化

都市間の交易は莫大な利益を約束しました。遊牧民や商人は商品や原材料を運ぶのに欠かせない役割を演じ、商人は商業活動を行うための大きな自由を与えられていました。しかし、都市間の競争が戦争へと変わり、治安が維持できなくなると、貴重な金品が通る交易路は盗賊たちの格好の標的となりました。力があり裕福な個人はそのような状況を利用し、「隊商の長」は護衛隊を法外な金額で提供するようになったのです。そのような護衛はしばしば統治者によって派遣されることもありましたが、それは価値ある交易網を国が管理していた時だけでした。