大食糧倉庫
- +25% 耕作からの利益(農業)
- -20% 包囲された場合の兵員の損耗
解説
ローマによる侵入が始まると共に、食糧を大量に保存しておく用意が重要となりました。ローマ人は町を何ヶ月も包囲して内部の住民を飢えさせる戦法を好んで使ったからです。有名な例としては、BC52年のアレシアにおいてカエサルが行った包囲戦があります。アレシアの食糧供給は悪化し、ウェルキンゲトリクスは市内の女性及び子供を退去させ、戦士に食糧を割り当てざるを得ませんでした。ローマ軍が非戦闘員を見逃すことを期待していたのです。しかしカエサルはそれを許さず、奴隷にしてくれと嘆願する女子供たちを追い返しました。アレシアは激戦の末に降伏しましたが、行くことも帰ることもできなくなった女子供たちがその後どうなったかについては分かっていません。