傭兵という職業ははるか古代から存在していますが、最も古い記録はBC7世紀にギリシア人の重装歩兵がエジプトのファラオとギリシアの僭主に雇用を求めた書面です。傭兵は正規部隊の数が不足している軍の穴を埋めるには格好の存在であり、市民兵や徴集兵とは違った経験ある職業兵の力を軍にもたらしました。傭兵を雇う金がある限り、そして傭兵たちがその金額に納得している限り、国家は彼らを自分たちの為に働かせることができたのです。