ローマ同盟

  • +15 イタリア勢力との外交
解説

第二次ポエニ戦争が勃発した時、ローマはイタリア半島の全ての地域を直接支配していたわけではありません。「ソキイ」と呼ばれる同盟市やイタリアの諸部族を従えたローマはイタリアの盟主のような位置にあったのです。ラティウム戦争の最大の激戦であったレギルス湖畔の戦いでラティウム同盟に勝利したローマが、BC493年に執政官スプリウス・ カッシウス・ウィセリヌスの主導で周辺部族との間に協定を結んだのがソキイの始まりです。ハンニバルの最大の狙いは野戦でローマ軍を徹底的に叩き、ローマとその同盟市によって構成されるイタリア半島を内部から崩壊させることでした。実際にカンナエの戦いのあと、カプアを始めとするいくつかの都市がカルタゴに味方することを宣言し、ローマは一時的に非常な危地に立たされたのです。

研究要件
技術
有効化
技術
利用可能な勢力