槍の訓練

  • -5% エージェントの任命費
  • -2% 全地上部隊の募兵費
解説

イリュリア人は隣接するギリシア諸国やマケドニアと数世紀に渡って争い、彼らの戦争に対する認識や戦術の技能を学び取りました。個人的な能力に頼り、戦士たちが無秩序にただ突撃するだけの蛮族のやり方はギリシア式の組織的な戦闘に徐々に置き換わっていきました。彼らはたった一人の英雄として行動するのではなく、重装歩兵の集団の一員となって運命を共にしました。当然それに伴って従来とは違う武器の扱いを学ぶ必要があり、それが顕著に示されたのは主力武器となる槍でした。伝統的にイリュリアでは槍は投げるための武器で、彼らは突撃の前に投槍を敵めがけて放り、そのあとシカと呼ばれた曲刀を抜いて白兵戦を挑んでいました。ファランクスが組まれるようになれば武器となるのは突き槍であり、彼らは密集したまま効果的に槍で攻撃できるように訓練されました。この訓練は結果的に大きな成功を収め、バルデュリス王に率いられたイリュリア人はエペイロスやマケドニアを短期間ながら支配していました。

有効化
技術
利用可能な勢力