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ペルガミヌス
- -10% エージェントの行動費
- +6% 収税率
- +4 社会秩序
- -7% 領有する州の汚職
解説
今日、羊皮紙(パーチメント)として知られる製品はBC2世紀からBC3世紀の間にペルガモンで製法が確立され、当初は都市の名をとって「ペルガミヌス」と呼ばれていました。羊皮紙はエジプトからのパピルスの輸出が停止され、筆写用の材料が不足したために開発されましたが、その原因についてはパピルスの原料である葦が不足したからとも、またペルガモンの図書館の規模がアレクサンドリア図書館の規模に迫ろうとしていたため、それを危惧したプトレマイオス6世の命令によるとも言われています。パピルスは葦の皮を剥いで長さを揃えて薄片にし、重ねながら並べた後で槌で叩いて圧着したものですが、羊皮紙は動物の皮を原料とします。ヤギやヒツジなどの剥ぎ立ての皮から脂肪と体毛の層を削り取って作りますが、特に仔牛の皮は高級品であり、英語ではヴェラムと呼んでいます。もろちん現在では植物性パルプを使った紙に取って代わられましたが、羊皮紙は紙と比べてはるかに耐久性があるため、今なお世界各地の工房で生産されています。